婦人部は、女性事業主や家族従業員（業者婦人）の集まりです。「消費税の支払で頭が痛い」「子育て、介護との両立が大変」「国保料や医療費が心配」「帳簿付けにくわしくなりたい」などの悩みや要求を仲間と力 を合わせて解決しようとがんばっています。困難で厳しい時代だからこそ、女性として自分にみがきをかけ、いつまでも美しくみずみずしくありたいもの。仲間と一緒に力と心を合わせることが一番のパワーです。

全国の民商婦人部でつくる全商連婦人部協議会（全婦協）は、1974年に結成以来、業者婦人の願い実現と地位向上の運動に取り組んでいます。家族従業員としての業者婦人や子どもは、事業主と一緒に働いても働き分が給料として経費に認められていません。婦人部は「働き分が認められないのは人権問題。56条廃止を」と、国や地方自治体に働きかけています。

「人間らしく生きたいからー業者婦人の地位向上を」と、全商連婦人部協議会とともに省庁交渉や議員への要請を通じて、さまざまな成果を勝ち取ってきました。